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同じ空の別の顔


by under_of_heart
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夏特有の、私の

やぁ。

今回は夏休み特有のドネガティブ記事です。

気分を害するかもしれないので注意ね。

ポジティブは反発しますが

ネガティブは浸透しますので。

まあ、何言ってんだこいつ、っていう気持ちで

読んでもらえると良いだろうね。





3年生になって、

進路選択についての話題が身の回りを支配して

自分とはなにか

自分はなにがしたいか

についてよく考えるようになった。

誰だってそうだろう

そこまで考えないにしても

どこにいくべきか、ぐらいは少しは悩んだだろう

まあそんなことはどうでもいい。

自分が何かだよ

俺の物心付いてから今までの心情をここに全て晒そう。

自己分析にも役立つだろうし。

まあ簡単に言おう。

長々と書き連ねるのも無駄だろう

俺はいつも中立であろうとした

いつでも真面目であろうとした

いつでも、かけられた期待には努力しようとした

いわゆる模範生徒であろうとした

親に期待されていたからだし

そうするべきだと自分で思ったから

それが当然だと思ったから

これは今でもやってること

今さらやめようとも思わないし、やめられないだろうな。

んで

俺は人見知りだった

今もそうだ

初対面の人と話すのはどうしても苦手だった

今も苦手だ

何故か?

接し方が分からないからだ

知り合いと話すように話してしまうと

その人の気分を害する可能性がある

変な事を言うと傷つけるかもしれない

じゃあどんな言葉をかければいい?

俺はこの人を傷つけることもなく、

自分も傷つかない、そんなやりとりはどうすればできる?

そう考えると言葉が出ない

人との会話に間が発生する

その上当たり障りのない答えしか返せない

そんなことでコミュニケーションは成り立たない

自分を出したいけど

それはリスキーだから

リスキーなことをするのは好きじゃない

傷つくのが怖いからだ

どうしても口を突いて出るのは曖昧な返事だ


あるとき自分の価値は何かと考えるようになった

何もかもにおいて中立であろうとしかしない

人に好かれようとは思っても行動が伴わない

人に嫌われたくないあまり行動をしない

そんな俺に何が出来る?


俺の人生の価値はなんだ?


俺が生きる必要は、あるのか?

考えた

溜息をひたすらつきながら

確か小学校3年か4年の頃だった

台所の食器乾燥機にある包丁を取り出せば俺は何も考えなくていいのか?

何も考えなくてもいいのか?

学校の屋上から飛び降りればいいのか?

何もしなくてよくなるのか?

そこまで考えた

でも

今生きてるのが答えだ

俺は死ななかった

ある人に話をしてもらって

俺は

誰かを笑顔にすることが自分の幸せだと見出した

誰かの笑顔を見ることは俺の幸せだと

そう言った

一日一膳

いや

一日一善

なにか良い事をしようと

誰かのためになにかしようと

そう考えた

それを支えにして今まで、

18まで

生きてきた

しかし気付いた



俺はひどくエゴイストだった

いや、人はそれを普通と言うのかもしれないけれど

俺は認められることが好きだった

嬉しかった

すごいねって

よくやったって

ありがとうって

言われる事が好きだった

自分はすごいことをしたんだって

感じることができるのが嬉しかった

頭を撫でてもらうのが好きだった


人を幸せにすることが俺の幸せだと

人の笑顔が俺の幸せだといった

その事は結局

自分を認めてもらうことに、自分を認めることに

繋がっていると気付いた

なんて自己中心的

絶望した

自分は人に依存しなくちゃ生きていけない

誰かに俺の存在意義を委託しないと生きていけない

弱い

弱すぎる

結局そんなもの

平等であろう、として

模範であろう、として

人に嫌われないようにしようとして

俺は俺を失った

俺は個でしかない

社会の歯車にはなりたくないと願ったことがあった

はやく社会の歯車になりたいと願った事もあった

俺はただのパーツでしかなかった

地球を形作る一つのパーツでしかなかった

俺は確固たる名前によって識別されるが

結局その中になにもないガランドウだった

中身が薄い?

中身なんてない

俺は何を支えにすればいい

何を持ってこの背筋を張ればいい

俺の中に何を見出して

それをどう体現すればいい

俺は何だ?

人に嫌われたくないから

俺を好いてほしいから

俺を認めて欲しいから

誰かにすがった

人の幸せが俺の幸せだ?

なんだそれは

大層な事だ



人が不幸なことは不幸に感じる

人が傷つくことは大嫌いだ

俺が原因で傷つくのはもっと、嫌いだ

誰かを傷つけないためなら

誰かを幸せにするためなら

手を差し伸べたい

全身全霊をかけて助ける

それが俺の全能感を満たすためであったとしても

人の為か偽かしらぬが偽善でも

本当にそれが必要なら

自己犠牲なんて厭わないと

そう思ってる

でも俺にそんな勇気があるのか

わからないけれど

それが俺の全部だ


それじゃなんもできないけど

そんな俺を頼ってくれる人もいる

幸せなもんだよ
by under_of_heart | 2012-07-27 21:25